第8回バトルMC紹介、今回は沖縄が生んだ新進気鋭の若手ライマーおにちゃんのご紹介です。

 

※当記事における”バトルMC”とはバトルばかりのMCを揶揄する言葉ではなく、MCバトルもしてるMCという意味です。

記事内では敬称略。ちなみにリクエストはTwitterにて受け付けております。

 

卓越したライミングスキル

おにちゃんの魅力はなんと言っても、ガチガチに踏み固められたライムでしょう。

 

 

また、相手の韻を拾って踏み返す即興性の高さも魅力と言えるでしょう。

 

上の動画内では、LUCKROOLが一網打尽REMIXのSHINGO★西成のバース「CD売れない…Rapで喰えない…」をサンプリングしたのに対し、

 

「スキルは子供じゃねぇ

「お前何処の誰?

 

と同楽曲に参加しているNORIKIYOのサンプリングで返すなど、16歳とは思えない頭の回転の速さです。

 

独自性の高いライム

いくら固い韻をバシバシ踏めるとはいえ、マイカフォン、ダイヤモンド、タイヤ痕、HighかLow、最下層、ダイナソーなどの何度も踏みしだかれてきたライムばかりだと、上がりづらいですよね。

 

その点おにちゃんのライムは「横澤夏子」と「小保方晴子」や、「No answer」と「ボーマンダ」、「フロウが無いですよ」「黒柳徹子」などなど、まだ誰も踏んでいない独自性の高いライムが多く、引き出しの多さだけでなく、その質の高さも見て取れます。

 

フロウが一辺倒

沖縄と言えばRITTOやD.D.S、ダンジョンのモンスターを務めるチコカリ―トのほか、選手権出場経験のある若手を含め、フロウ巧者が多い印象があるかと思います。

 

沖縄と言えばフロウみたいなところも少なからずあり、沖縄レぺゼンというだけで少しハードルが上がってしまうことでしょう。

 

もちろん自分がやりたいスタイルでラップするのが一番なんですが、先輩方のいいところを少しだけでも取り入れて、レぺゼンする地域の特色みたいなものを出せると、よりかっこいいのかなと思います。

 

 

現状は、韻を踏むために拍の取り方を多少変えているかな?という程度で、お世辞にもフロウも出来るとはいい難いです。

 

とはいえ、まだまだ若く、伸びしろは十分にあるでしょうから今後に期待ですね。

 

まとめ

プラスポイント

  • 卓越したライミングスキル
  • 独自性の高い引き出しと、それを出す即興性

マイナスポイント

  • フロウが一辺倒

 

といったところでしょうか。

 

前述した通りまだまだ若く、今後化ける可能性を十分に秘めたMCです。

 

第11回高校生ラップ選手権には惜しくも出場出来なかったようですが、第12回の出場者の候補の一人であることは間違いないので、ぜひチェックしてみてください。