年表から見る日本のHIPHOPシーンの変遷

日本のHIPHOPシーンを年表形式でまとめました。

 

当記事は随時更新の上、「これを読めば日本のHIPHOPシーンのすべてが分かる」を目標にしています。

 

追記して欲しい情報等ありましたら是非コメントで教えていただけるとありがたいです。

 

※『』・・・作品名及びレーベル名、イベント名にのみ使用しています。

 

 

1980年代

1985年

いとうせいこうが、日本初となる日本語ラップのアルバム『業界くん物語』をリリース。

 

藤原ヒロシと高木完が、HIPHOPグループTINNIE PUNX(タイニー・パンクス)を結成。

 

1986年

アメリカのHIPHOPグループRun-D.M.C.のアルバム『Walk This Way』の世界的ヒットを皮切りに、新世代のラッパー達が台頭し始め、日本もこれに呼応するようにシーンが賑わい始める。

 

近田春夫により、日本初となるHIPHOPレーベル『BPM』が設立され、
President BPM名義でシングル『MASS COMMUNICATION BREAKDOWN』をリリース。

 

いとうせいこうとTINNIE PUNXが共同名義でアルバム『建設的』をリリース。

 

1987年

後に伝説のHIPHOPイベント『さんピンCAMP』を主催することになるECDが、ベスタクス主催のDJ大会で優勝する。

 

1988年

スチャダラパーが結成される。

 

日本のHIPHOPシーン開拓の立役者となるレーベル『MAJOR FORCE』が設立される。

 

『MAJOR FORCE』主催によるDJの大会『DJ Underground Contest』が開催される。

 

1989年

RHYMESTERが結成される。

 

DS455が結成される。

 

BUDDHA BRANDが結成される。(結成当初のグループ名は『うわさのチャンネル』)

 

いとうせいこうが3rdアルバム『MESS/AGE』をリリース。

 

1990年代

1990年

スチャダラパーが『MAJOR FORCE』より、1stアルバム『スチャダラ大作戦』でメジャーデビュー。

 

スチャダラパーを中心に、TOKYO No.1 SOUL SET、脱線3、かせきさいだぁ、四街道ネイチャー、SHAKKAZOMBIE、A.K.I. Productionらが集まり、HIPHOPグループ、リトル・バード・ネイションを結成。

 

DJ Doc Holidayによりレーベル『Rhythm』が設立される。

 

1991年

高木完が『EPICソニー』より、1stアルバム『Fruit Of The Rhythm』でメジャーデビュー。

 

スチャダラパーが2ndアルバム『タワーリングナンセンス』をリリース。

 

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で、大人気企画『ダンス甲子園』が始まる。

 

1992年

MICROPHONE PAGERが結成される。

 

ECDが1stアルバム『ECD』をリリース。

 

1993年

キングギドラが結成される。

 

ラッパ我リヤが結成される。

 

RHYMESTERが1stアルバム『俺に言わせりゃ』をリリース。

 

『俺に言わせりゃ』収録曲『FUNKY GRAMMAR』に、MELLOW YELLOWとEAST ENDが客演したことがきっかけで、HIPHOPクルーFUNKY GRAMMAR UNITが結成される。

 

m.c.A・Tがシングル『Bomb A Head!』をリリース。

 

1994年

餓鬼レンジャーが結成される。

 

SOUL SCREAMが結成される。

 

小沢健二とスチャダラパーにより、シングル『今夜はブギーバック』がリリースされ、累計50万枚以上の大ヒットを記録する。

 

EAST END×YURIにより、シングル『DA.YO.NE』がリリースされ、日本のHIPHOPミュージックでは初のミリオンセラーを記録する。

 

HIPHOP専門雑誌『FRONT』(後の『blast』)が10月に創刊される。

 

1995年

RINO、Twigy、ラッパ我リヤ、Zeebra等が参加するコンピレーションアルバム『悪名』がリリースされる。

 

LAMP EYEが結成と同時期に『証言 featuring RINO, YOU THE ROCK★, G.K.MARYAN, ZEEBRA, TWIGY, GAMA, DEV-LARGE』をリリース。(リリース初日からレコード店には大行列が出来、『証言狩り』と呼ばれる恐喝事件が多発した)

 

キングギドラが1stアルバム『空からの力』をリリース。

 

RHYMESTERが2ndアルバム『エゴトピア』をリリース。

 

MICROPHONE PAGERが1stアルバム『Don’t Turn Off Your Light

 

EASTEND×YURIが『DA.YO.NE』で紅白歌合戦に出場。

 

ミクスチャー・ロックバンド、スケボーキングが結成される。

 

1996年

YOU THE ROCK★が1stアルバム『THE SOUNDTRACK ’96』をリリース。

 

7月7日、日比谷野外音楽堂にてECD主催のHIPHOPイベント『さんピンCAMP』が開催され、日本のHIPHOPイベントでは過去最大の規模となった。

 

7月14日、さんピンと同じ日比谷野外音楽堂にてスチャダラパー主催のHIPHOPイベント『大LB夏まつり』が開催される。

 

全国のヘッズの間で、さんピン参加MC率いるアングラ勢力とLBまつり参加MC率いるサブカル勢力との対立が噂され、盛り上がりを見せる。

 

BUDDHA BRANDが『cutting edge』より、シングル『人間発電所』でメジャーデビュー。

 

キングギドラが活動停止を発表。

 

SOUL SCREAMが1stアルバム『THE DEEP』をリリース。

 

ミクスチャー・ロックバンドDragon Ashが結成される。

 

YOSHI(現:般若)、RUMI、DJ BAKUらにより般若が結成される。

 

TOKONA-Xを中心にMaster Of Skillz(M.O.S.A.D.の前身グループ)が結成される。

 

EAST END×YURIがユニットとしての活動を休止。

 

KREVA、MCU、LITTLEらがKICK THE CAN CREWを結成。

 

1997年

THA BLUE HERBが結成される。

 

雷が結成される。(現KAMINARI-KAZOKU.でLAMP EYEは前身グループにあたる)

 

Dev LargeがHIPHOPレーベル『El Dorado Records』を設立。

 

BUDDHA BRANDがシングル『ブッダの休日』をリリース。

 

ZEEBRAがシングル『真っ昼間』をリリース。

 

CRAZY-A主催のHIPHOPイベント『B-BOY PARK』が開催され、翌年以降恒例イベントとなる。

 

K-BOMBを中心にTHINK TANKが結成される。

 

OZROSAURUSが『WEA Japan』より、EP『ライム・ダーツ』でメジャーデビュー。

 

1998年

餓鬼レンジャーが1stアルバム『リップ・サービス』をリリース。

 

YOSHIが三軒茶屋の友人らと共に妄想族を結成する。このときに自身のMCネームをYOSHIから般若に改める。

 

ダースレイダーらによりMICADELIC(マイカデリック)が結成される。

 

EAST ENDが活動休止。

 

 1999年

SOUL SCREAMが2ndアルバム『The positive gravity〜案とヒント』をリリース。(代表曲である『蜂と蝶』が収録されている)

 

Dragon Ashが3rdアルバム『Viva La Revolution』をリリース。「俺は東京生まれHIPHOP育ち~」の名ラインを生み出した『Grateful Days』などが収録されている。

 

RHYMESTERが3rdアルバム『リスペクト』をリリース。

 

Shing02が1stアルバム『緑黄色人種』をリリース。

 

THA BLUE HERBが1stアルバム『STILLING,STILL DREAMING』をリリース。同作は東京が中心となっている当時のHIPHOPシーンに対するDIS曲となっている。

 

Sugar Soulより、Dragon Ashのkjが客演したシングル『Garden』がリリースされ、90万枚以上のヒットを記録する。

 

2000年代

2000年

妄走族が1stアルバム『君臨』をリリース。

 

ラッパ我リヤがレーベル『Victor Entertainment』より、シングル『Do the GARIYA thing』でメジャーデビュー。

 

DS455が1stアルバム『BAYSIDE RIDAZ』をリリース。

 

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDが1stアルバム『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』を2万枚限定でリリースし即完売する。『Def Jam Japan』から再販され15万枚を売り上げる。

 

YOU THE ROCK★主催により、日比谷野外音楽堂でHIPHOPイベント『HIP HOP ROYAL 2000』が開催される。

 

Miss Mondayが『id RECORDS』より、フィメール初のメジャーデビューを果たす。

 

OZROSAURUSがシングル『AREA AREA』をリリース。

 

漢 a.k.a. GAMIを中心に、ヒップホップクルーMS CRU(現:MSC)が結成される。

 

2001年

DABOがシングル『拍手喝采』で『Def Jam Japan』よりメジャーデビュー。

 

RIP SLYMEがシングル『STEPPER’S DELIGHT』でメジャーデビュー。

 

KICK THE CAN CREWがシングル『スーパーオリジナル』でメジャーデビュー。

 

OZROSAURUSが1stアルバム『ROLLIN’045』をリリース。

 

KREVAが『B-BOY PARK MC BATTLE』で3連覇の偉業を達成する。

 

MICADELICが『cutting edge』より、アルバム『娯楽の殿堂』でメジャーデビュー。

 

スケボーキングが小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』をサンプリングしたシングル『TOKIO LV』をリリースし、オリコン10位を記録。

 

Dragon AshのkjとBOTS(DJ)、RIP SLYMEのILMARI、スケボーキングのSHIGEOらが集まりスペシャルユニットSteady&Co.を結成。同時期にアルバム『CHAMBERS』 をリリースし、34万枚の売り上げを記録する。

 

RINO LATINA II が1stアルバム『Carnival of Rino』をリリース。

 

BUDDHA BRANDのNIPPSがシングル『God Bird』をリリース。

 

RHYMESTERが『Ki/oon Records』より、シングル『ロイヤル・ストレート・フラッシュ』でメジャーデビュー。その約一か月後にシングル『ウワサの真相』をリリース。同作はTHA BLUE HERBのBOSS THE MCへのDISを含んでいるのでは?とヘッズの間で噂になる。(当該バースを担当したMummy-D自身は否定している)

 

2002年

キングギドラが6年振りとなる活動再開を果たし、活動再開後にリリースした全てのシングル及び、アルバム『最終兵器 』がオリコンチャートで週間10位以内を記録。当時のメジャーシーンではずば抜けていたDragon Ashのkjに対するDISソングが収録されていたこともあり、社会現象を巻き起こすほど話題になる。

 

『最終兵器』はDragon Ashのkj、KICK THE CAN CREW、RIP SLYME(他、所謂ポップなラッパー全員)に対するDISソングとなっており、同作のリリース後Dragon Ashはおよそ1年間、音源の発表をしなくなる。

 

Dragon Ashがシングル『Life Goes On』をリリースし、盗作問題で騒ぎになるも、

 

Shing02が2ndアルバム『400 』をリリース。

 

S-WORDが『Def Jam Japan』より、シングル「KROS OVA’<斬>-swisherz deftime fliez-」でメジャーデビュー。

 

THINK TANKが『BLACK SMOKER RECORDS』を設立し、1stアルバム『BLACK SMOKER』をリリース。同作はK-BOMBらのヴォーカルにダブやレゲエの要素を盛り込んだ作品となっており、THINK TANKの異能を世に示すことになる。

 

THA BLUE HERBが2ndアルバム『Sell Our Soul』をリリース。同作に収録された『SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND』にて、BOSS THE MCがRHYMESTERのMummy-DのDISに対しアンサーを返す。

 

MS CRU(現:MSC)がEP『帝都崩壊』をリリース。同作には漢 a.k.a. GAMIのDABOに対するDISソング『幻影』が収録されており、以降数年に渡るbeefに発展することとなる。

 

DOBERMAN INC. が1stアルバム『DOBERMANN』をリリース。

 

韻踏合組合が1stアルバム『CRITICAL 11』をリリース。

 

RIP SLYMEが2ndアルバム『Tokyo Classic』をリリースし、同日にリリースされた国民的アイドルグループ『SMAP』のアルバムを押さえ、オリコン初登場ランキング1位を獲得する。

 

北海道でTHA BLUE HERBに次ぐ知名度を誇るグループMIC JACK PRODUCTIONが1stアルバム『SPIRITUAL BULLET』をリリース。

 

M.O.S.A.D.が1stアルバム『THE GREAT SENSATION』をリリース。

 

DJ KENTAROが世界一のDJを決める大会『DMC』においてアジア人として初めての世界チャンピオンとなる。

 

日本初の音源アップロード用掲示板『MARS(火星)』が発足。以降『Underground Theaterz』、『Alkaloid』、『せかちゃん』、『ニコニコ動画』などのプラットフォームを主軸に、ネットで活動をするラッパー、所謂ネットラッパーと呼ばれるラッパー達が現れる。

 

2003年

EAST ENDが活動再開。11年振りのリリースとなったアルバム『Beginning of the Endless』には、FUNKY GRAMMAR UNITの全員に加え、童子-TやCRAZY-Aなどそうそうたるラッパーが客演した。

 

降神が自主制作アルバム『降神』をリリース。新人かつ自主制作CDとしては異例となる1000枚を売上げ、全国のヘッズや同業者の間で一躍話題となる。

 

RIP SLYMEが日本のHIPHOPシーン史上初となる5万人動員の野外LIVE『SUMMER MADNESS ’03』を国営昭和記念公園で行う。チケットは即日完売し、後日チケットを追加販売し、LIVE当日は5万2000人もの観客を動員した。

 

A-THUGを中心に、友人や先輩であるbay4k、SEEDA、I-DeA、BESらが集まりSCARSが結成される。

 

OZROSAURUSが2ndアルバム『JUICE』をリリース。その直後に、MACCHOが交通事故に遭い、生きるか死ぬかの死線を彷徨うものの奇跡的に回復。

 

2004年

ダースレイダー、METEOR、環ROY等がHIPHOPレーベル『Da.Me.Records』を設立。

 

雷がKAMINARI-KAZOKU.に名義を変更し、活動再開を発表。新メンバーとしてD.O、DJ MISSIE、DJ AMEKEN、SHINNOSK8が加入し、結成10年目にして初となるアルバム『330 〜more answer no question』をリリース。

 

KICK THE CAN CREWが活動休止を発表。

 

般若率いる妄想族が活動を休止。

 

MEGA-G、メシアTHEフライ、DJ MUTAらがHIPHOPユニット、JUSWANNAを結成。

 

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDが2ndアルバム『STRAIGHT FROM THE UNDERGROUND』をリリースし、週間オリコンチャートで4位を記録。

 

加藤ミリヤがシングル『Never let go/夜空』でメジャーデビュー。『夜空』はDEV LARGEがプロデュースを務め、BUDDHA BRANDの「人間発電所」がサンプリングされた。

 

KREVAがシングル『音色』をリリース。KREVAのシングルの中では最高セールスを記録。オリコンチャート9位。

 

K DUB SHINEが3rdアルバム『理由』をリリース。同作の収録曲『来たぜ』内の「BUDDHA BRANDとのバトルは俺が完全に食った」というリリックが原因で、DEV LARGEとのbeefに発展することになる。同beefはネット上で音源が公開され行われたbeefとしては日本初である。

 

DEV LARGEがネット上でアンサーソングを公開。後に『Ultimate Love Song』と名付けられるこの曲は、全体が9分にも及ぶ音源で、冒頭3分はアカペラによる痛烈なDISになっている。残りの6分はTha Dogg Poundの『New York, New York』のトラックをほぼ改変することなく使用している。一連のbeefによって生まれた曲は、後にミックスCDとして収録されている。

 

Nujabesが1stアルバム『Metaphorical Music』をリリース。同作は世界的に有名な名盤となる。

 

M.O.S.A.D.のTOKONA-Xが享年26歳という若さで急逝。HIPHOPシーンに激震が走る。公式の発表とは裏腹に今でも憶測による様々な死因が語り継がれている。

 

DJ AKAKABEが世界一のDJを決める大会『DMC』世界チャンピオンとなる。

 

RIP SLYMEが初のアリーナツアー『MASTERPIECE TOUR 2004』を開催。日本武道館を含む全国7都市11公演、累計10万3000人を動員した同ツアーはRIP SLYME史上最大規模のツアーとなった。

 

 

2005年

DEV LARGEが『D.L presents THE SINGLE ; MUSIC REVOLUTION β』をリリース。D.L名義でのソロ活動を開始する。

 

RYUZOが『R-RATED RECORDS』を設立。

 

漢a.k.a.GAMIを主軸に『Libra Records』主催のもと、MCバトルの日本一を決める大会『ULTIMATE MC BATTLE』が開催される。以降、年末の恒例企画として2017年現在も続く人気コンテンツとなる。

 

YOU THE ROCK★が大麻取締法違反(所持)で逮捕。懲役8ヶ月執行猶予3年の判決が下された。

 

2006年

KREVAが2ndアルバム『愛・自分博』をリリース。日本人ラッパーとして初の週間オリコンチャート1位を獲得する。

 

SCARSが1stアルバム『THE ALBUM』をリリース。この年のBlast Awardsで2位という評価を得る。

 

SOUL’d OUTがベストアルバム『Single Collection』をリリースし、オリコンチャート週間2位を記録。

 

OZROSAURUSが3rdアルバム『Rhyme&Blues』をリリース。

 

Mic Jack ProductionのB.I.G.JOEがオーストラリアの刑務所で服役中に、1stアルバム『THE LOST DOPE』をリリース。同作は刑務所内から電話等で音源のやりとりが行われ、曲中に他の囚人の声が入っていることが話題となった。

 

SEEDAが4thアルバム『花と雨』をリリース。『blast』などで絶賛される。

 

ノリアキが1stシングル『デビュー/unstoppable』をリリース。特徴的な容姿と「ガリガリノリアキ ガリガリノリアキ」という印象的なフック、圧倒的なカリスマ性により、一躍話題となる。「エミネム・ジブラも全部FAKE」という挑発的なリリックでスピットするも、Zeebraからは相手にされなかった。

 

2007年

RHYMESTERがベストアルバム『メイドインジャパン〜THE BEST OF RHYMESTER〜』をリリースし、オリコンチャート6位を記録。

 

HIPHOP専門雑誌『blast』が廃刊。

 

THA BLUE HERBがシングル『PHASE 3』をリリースし、オリコンインディーズチャート週間1位を記録。同時期に3rdアルバム『LIFE STORY』もリリースされた。

 

NORIKIYOが1枚目のアルバム『EXIT』をリリース。

 

SEEDAが『エグジットチューンズ』よりアルバム『街風』でメジャーデビュー。

 

ノリアキが1枚目のアルバム「This is da Music.」をリリース。

 

HIPHOP専門ポータルサイトAmebreakが発足される。

 

IDB、SVCの二つのHIPHOPグループが合体する形で、SIMI LABが結成される。

 

2008年

Zeebraが音楽活動20周年を記念したベストアルバム『The Anthology』をリリース。その二カ月後に『ZEEBRA 20th Anniversary The Live Animal in BUDOKAN』を武道館で開催。

 

Mic Jack ProductionのB.I.G.JOEがオーストラリアでの6年にも及ぶ服役終了に先駆け、2ndアルバム『COME CLEAN』をリリース。

 

SIMONが1stアルバム『SIMON SAYS』をリリース。

 

ANARCHYが2ndアルバム『Dream and Drama』をリリース。多数の雑誌にて年間のHIPHOPアルバムランキング1位を記録する。また、同作の収録曲『Fate』のMVが「スペースシャワーTV VIDEO MUSIC AWARDS 09」にて「BEST HIP HOP VIDEO」を受賞する。

 

2009年

S.L.A.C.K.が1stアルバム『My Space』をリリース。HIPHOP専門ポータルサイトAmebreakの「BEST NEWCOMERs DEBUT ALBUMs」に選出される。

 

PSGが『David』を発表する。KREVAやZeebra、BACHLOGICらから高い評価を得たほか、多数の音楽メディアからも高い評価を得る。また、同作に収録された『かみさま』のMVが話題を呼ぶ。

 

SEEDAがTERIYAKI BOYZへのディスソングを発表。これはSEEDAの4thアルバム『花と雨』の収録曲『Sai Bai Men feat.OKI』のフック部分のリリックを、TERIYAKI BOYZが『SERIOUS JAPANESE』内で無断で引用していたことと、『SERIOUS JAPANESE』の終盤部分の、発言が聞き取りづらくなっている箇所で、DISのような発言をしているのではないかというSEEDAの推測のもと発表されたものである。beefに発展し、後に『TERIYAKI BEEF』と名付けられた。

 

TARO SOULが『Ki/oon Records』より、EP『BIG SOUL』でメジャーデビュー。

 

KEN THE 390が『rhymezone』より、EP『Fantastic World』でメジャーデビュー。青山テルマのシングル『届けたい… feat.KEN THE 390/このまま ずっと』に客演し、ミュージックステーションにも出演する。

 

COMA-CHIがKnife Edgeより、2ndアルバム『RED NAKED』でメジャーデビュー。

 

SIMI LABにDyyPRIDE、MARIAらが加入。YouTube上で『WALKMAN』のMVを発表し、話題となる。

 

Hilcrhymeが『UNIVERSAL MUSIC』より、シングル『純也と真菜実』でメジャーデビュー。そのおよそ二か月後には、『春夏秋冬』をリリースし、オリコンチャートでデイリー1位を記録した。

 

2010年代

2010年

『P-Vine Books』より『ラップのことば』が出版される。宇多丸、般若ほか15名のラッパーへのインタビューが収録された。好評を博し、後に『ラップのことば2」が発売された。

 

YOU THE ROCK★が大麻取締法違反(所持)で再逮捕される。懲役8月の実刑が言い渡され、音楽業界からの引退を表明。

 

DJ HAZIMEがMix CD『Manhattan Records The Exclusives Japanese Hip Hop Hits』をリリース。同作にはKREVA、DABO、ANARCHYのコラボ曲『I REP』が収録されている。

 

BACHLOGIC(鋼田テフロン、H.Teflon)の名前を騙り、楽曲アレンジ料と称して金銭を騙し取る「BL詐欺」が横行する。

 

2011年

AK-69がオリジナルアルバム『THE RED MAGIC』をリリース。累計売上枚数5万枚以上を記録。

 

晋平太が『ULTIMATE MC BATTLE』で大会史上初の2連覇を達成する。

 

KAMINARI-KAZOKU.がシングル『2U』を発売。同作は不祥事により音楽活動からの引退を宣言していたメンバーYOU THE ROCK★へのメッセージソングとなっている。

 

YOU THE ROCK★が自身のTwitterアカウントを開設し、SHIBUYA-FMに出演するなど、活動を再開させる。

 

キングギドラがおよそ8年振りに活動を再開し、大阪城野外音楽堂で開催された東日本大震災のチャリティーライブ「KEEP YOUR HEADS UP!」に出演した。その二カ月後、表記をKGDRに改名し、原発を批判した楽曲「アポカリプス ナウ」をリリース。

 

PSGのS.L.A.C.K、MONJU/DOWN NORTH CAMPのISSUGI、BUDAMUNKからなるSICK TEAMが1stアルバム『SICK TEAM』をリリース。国外からILLA J、DILATED PEOPLESのEVIDENCEが客演している。

 

SIMI LABが1stアルバム『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』をリリース。

 

2012年

BSスカパー!のバラエティー番組『BAZOOKA!!!』内の企画の一つとして、第1回高校生RAP選手権が放送される。以降、右肩上がりに人気を獲得し、2017年現在第11回まで放送されている。

 

SALUが1stアルバム『IN MY SHOES』をリリース。

 

AKLOが1stアルバム『THE PACKAGE』をリリース。

 

KOHHがミックステープ『YELLOW T△PE』をリリース。新人としては異例の好セールスを記録し、多数のラッパーからフィーチャリングオファーが殺到した。

 

jinmenusagiが1stアルバム『Self Ghost』をリリース。

 

漢 a.k.a. GAMIにより、HIPHOPレーベル『9SARI GROUP(クサリグループ)』が設立され、同時期に『株式会社鎖グループ』が設立される。

 

2013年

1月にjinmenusagiが2ndアルバム『ME2!』をリリース。また、同年11月には3rdアルバム『胎内』『SELF GHOST2』の2タイトルを同時リリース。驚異的なスピードで制作活動を行う。

 

Fla$hBackSが1stアルバム『FL$8KS』をリリース。現在廃盤となっており、プレミア価格で取引されている。

 

Fla$hBackSのKID FRESINOが1stフルアルバム『HORSEMAN’S SCHEME』をリリース。

 

Fla$hBackSのfebbが1stフルアルバム『The Season』をリリース。BUDDHA BRANDのD.Lをして「ここ10年でナンバーワンの日本語ラップ」と言わしめるなど、話題となった。

 

「クラブとクラブカルチャーを守る会」が発足される。ラッパーからはZEEBRA、ダースレイダーらがメンバーとして参加している。

 

電波少女が1stアルバム『BIOS』をリリース。1000枚限定の販売だったが、予約開始初日に完売し、バックオーダーを含め2500枚以上を売り上げる。現在は廃盤となっており、20,000円ものプレミアム価格で取引されている。

 

SALUが『トイズファクトリー』より、EP『In My Life』でメジャーデビュー。

 

KOHHがタレントの高田純次をテーマにした曲、『JUNJI TAKADA』をYouTubeにアップロードし話題となる。

 

SKY-HIが『avex trax』よりシングル『愛ブルーム/RULE』でメジャーデビュー。

 

Zeebraが自身の活動開始25周年を記念して、8thアルバム『25 To Life』をリリース。

 

妄想族がシングル『塗りつぶせ』をリリースし、活動を再開する。

 

2014年

R-指定が『ULTIMATE MC BATTLE』で大会史上初の3連覇を達成し、晋平太の2連覇の記録を塗り替えた。

 

大阪在住の在日マルチリンガルラッパーMOMENTが、Jinmenusagi、Kiano Jones、R-指定、MATCH、Ry-lax、RAq、Kojoe、チプルソ、KEN THE 390、AKLO、ISH-ONEらを名指しで挑発する音源『Fight Club』を発表。名指しされたラッパー以外のラッパーをも巻き込み、Twitter上で「#FightClubJP」というハッシュタグのもと、多数の音源が発表された。なお、同作は挑発的な内容ではあるものの、DISではなく、日本語ラップシーンに疑問を投げかけるような内容となっている。

 

SALUが2ndアルバム『COMEDY』をリリース。

 

avexがHIPHOP専門レーベル『CLOUD 9 CLIQUE』を設立。

 

般若が妄想族を脱退。

 

ANARCHYが『CLOUD 9 CLIQUE』より、アルバム『NEW YANKEE』でメジャーデビュー。

 

ストリート・ギャングの抗争を題材にした漫画『TOKYO TRIBE2』が実写映画化を果たす。多数のラッパーが出演し話題を集める。

 

Fla$hBackSのjjjが1stフルアルバム『Yacht Club』をリリース。

 

HIPHOPレーベル『BLACK SWAN』代表の佐藤将が事故により逝去。旧知の間柄であった漢 a.k.a. GAMIが代表を務める『株式会社鎖グループ』と『BLACK SWAN』の合併が計画された矢先のことであった。これを受けて漢 a.k.a. GAMIは、佐藤将の信念を引き継ぎ、『BLACK SWAN』を『株式会社鎖グループ』内のレーベルとし、代表をダースレイダーが務めることとなる。

 

上述したレーベルの吸収の発表と同時に漢 a.k.a. GAMIらが、過去に所属していたレーベル『Libra Records』の、元従業員に対する暴力や恫喝、給料の未払いなどに関する告発が行われた。同時に訴訟を視野に入れている旨も発表される。

 

2015年

Dev Largeが逝去。SNSを通じてHIPHOPシーンのみならず、各界の著名人から多数の追悼コメントが寄せられた。

 

妄想族が解散。

 

SALUの親友で、AKLOの『RED PILL』のREMIXなどに参加し、話題となっていたRYKEYが1stアルバム

Pretty Jones』をリリース。そのわずか5か月後に2ndアルバム『AMON KATONA』をリリース。

 

RHYMESTER主催の野外フェス『人間交差点2015』が、お台場野外特設会場にて開催される。

 

漢 a.k.a GAMIがその半生を綴った著書『ヒップホップ・ドリーム』を出版する。

 

Fla$hBackSのKID FRESINOが2ndフルアルバム『Conq.u.er』をリリース。

 

 

漢 a.k.a. GAMI主宰のもと、日本一を決めるMCバトルの大会『KING OF KINGS』が開催される。第一回目が開催された当初は『UMB』の名称を用いていたが、『Libra Records』主催の『ULTIMATE MC BATTLE』との誤認識を防ぐために、二回目以降名称が変更された。

 

般若がRHYMESTERの宇多丸へのDISを自身のブログ内で発表。これは映画評論家としての一面もある宇多丸が、般若が出演している映画『Zアイランド』の評論をしなかったことがきっかけとなっている。その後、宇多丸が自身のラジオ番組ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル内でアンサーソングを披露。般若は、この一連のDISに関するツイートをしていたKダブシャインに対するDISソングを自身のブログ内で発表した。その翌日、Zeebra主催の『SUMMER BOMB』に、般若、宇多丸、Kダブシャインが出演。Kダブシャインがアンサーソングを披露した。

 

テレビ朝日系列からMCバトルをテーマにした、フリースタイルダンジョンが放送開始。放送後すぐに話題となり、HIPHOPに興味がない視聴者も巻き込み、HIPHOPシーンが世間から注目されるきっかけとなる。2017年現在も放送は続いている。

 

THA BLUE HERBのtha BOSSが、1stアルバム『IN THE NAME OF HIPHOP』をリリース。

 

般若がフリースタイルダンジョン内で、名指しでKREVAに対し宣戦布告をする。翌月KREVAがLINE LIVEで放送されている番組さしめしに出演し、未公開の音源を同番組で初公開する。その攻撃的なリリックから、般若に対するアンサーソングじゃないかと推測されるも、KREVA自身がTwitterで否定する。さらに、今後フリースタイルダンジョンへの出演は無いと断言した。

 

2016年

AKLOが『トイズファクトリー』より、3rdアルバム『Outside the Frame』でメジャーデビュー。

 

KOHHが4thアルバム『DIRT Ⅱ』をリリース。iTunes Store US(アメリカ)HIPHOPチャートで、TOP50 位にランクインするなど、世界規模で注目を集める。そのほか、宇多田ヒカルの6thアルバム『Fantôme』に客演するなど、目覚ましい活躍を見せる。

 

1996年に開催されたさんピンCAMPから20年の時を経て、『さんピンCAMP20』が日比谷野外大音楽堂にて開催された。同イベントはAbema TVで独占生中継された。なお、ライブの映像はYouTubeでも視聴可能となっている。

 

SIMONが4thアルバム『03』をリリース。

 

RYKEYが逮捕される(罪状等は明かされていない)。親友のSALUがRYKEYに向けたものと思われるメッセージソングを制作した。

 

元ICE DYNASTY、練マザファッカーのKNZZが1stアルバム『Z』をリリース。同作の収録曲『THIS IS DIS! (feat. 敵刺)』内で漢 a.k.a. GAMI及びMSCをDISしたことで話題を集める。SNSでやり取り等を経て、漢 a.k.a. GAMIがKNZZ率いる18PRODUCTION主催のイベント『TOKYO NIGGAZ』に招待され、アンサーソングを披露。同イベント内で暴力沙汰にまで発展するも、後日和解する。

 

元従業員による『Libra Records』に対する初公判が行われる。

 

KANDYTOWNが『Warner Music Japan』より、1stアルバム『KANDYTOWN』でメジャーデビュー。

 

KANDYTOWNのYOUNG JUJUが1stアルバム『juzzy 92′』をリリース。

 

2017年

電波少女が『アリオラジャパン』より、メジャーデビュー決定。

 

Fla$hBackSのKID FRESINOがEP『Salve』をリリース。同作の収録曲『Salve feat. JJJ』がテレビ東京系列のモヤモヤさまぁ~ず2のED曲に使用される。

 

Fla$hBackSのjjjが2ndアルバム『HIKARI』をリリース。

 

R-指定とDJ松永の二人からなるHIPHOPユニットCreepy NutsがEP『助演男優賞』をリリース。オリコンデイリーチャートで6位を記録する。

 

Creepy Nutsが『ソニー・ミュージックエンタテインメント』より、メジャーデビュー決定。

 

 

サイプレス上野とロベルト吉野が『EVIL LINE RECORDS』より、メジャーデビュー決定。

 

電波少女が『Ariola Japan』よりメジャーデビュー。

 

HIPHOP専門24時間放送ラジオ局WREPが開局する。局長をZeebraが務め、KダブシャインやDABOを始めとするラッパーのほか、DJやR&B、レゲエの各シーンの著名人がそれぞれの番組を持つ。

 

SALUが4thアルバム『INDIGO』をリリース。

 

フリースタイルダンジョンのモンスター6人とラスボス般若によるマイクリレー曲『MONSTER VISION』がリリースされ、iTunesの総合チャートで1位を獲得。ミュージックステーション内のコーナーで紹介され、その翌週に同番組への出演を果たす。